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てるやまもみじの『筆まかせ』045

たくさん書きたいことがあります。
最近は英語を勉強しているだとか、映画を必ず毎日1本以上観ることにしているとか…。
まぁ、その話は追々することにします。


大工が一人、出ていった。
…とめねぇよ。

ラクしたいから…ってやめるんじゃ、
とめようがねぇな。
確かに、一軒一軒てづくりの注文建築は、
苦労も多い。
一生懸命やっても、親方に怒鳴られる。
気は抜けないし、もちろん手も抜けないし。
ヤル気があって当たり前の世界だ。
でも、ヤル気が何かって言ゃあ、
楽しみだ。仕事に楽しみがある。
注文建築ってのは、
一軒として同じ家はない。
たとえ間取りが同じでも、
施主さん一人一人の好みや性格が
仕上げ・内装に自然に出てくる。
図面をはじめて見せてもらって、
「どんな家が建つか」頭に描いてみるのは、
何年大工やっても楽しいもんだ。
最近は、設計士が
ずいぶんくわしい図面を書くが、
それでも図面で書ける範囲外のことがある。
大工の領分だ。
たとえば、和室の鴨居。
「予算いくらの杉」って決められても、
大工の見立てひとつで
いい材にも悪い材にもなる。
それに、柱や天井板と色を合わせるとか…
自分の腕と工夫で
見せ場をつくることができるんだ。
奥が深いよ。
だから、楽しみもやりがいもある。
マ、手を惜しんでちゃ、できない仕事だがね。
よく「今月は何軒仕上げた」って
自慢する大工がいるが、
何も考えずに決められた通りやっていれば、
仕事が早いのは当たり前だ。
が、家は施主さんの一世一代のもの。
間に合わせ仕事じゃ、
申し訳ないと思うがね。
木ってやつは正直だ。
同じ木にカンナがけしても、イヤイヤやるのと
気を入れてやるのじゃあ、
仕上がりのツヤがまるで違う。不思議だよ。
「何軒仕上げた」って自慢するより、
「こんな家を仕上げた」って自慢してほしいね。

                  『日本電建のキャッチコピー』


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「ウチには、こんなイイ大工がいますよー」っていうのを
間接的にアピールした作品です(・o・)



コメント

カクテルも同じような気がしますねぇ・・・
私もそのお客様だけにサービスできる一杯を目指します!

なるほど〜このキャッチコピー上手いですね。
間接的にアピールなんて言われなかったら、すっかり感動していましたよ。
う〜ん鋭い視線に脱帽です。
敬意を表しクリックさせていただきます。はい。

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